多賀町の民話 紙芝居集
村人達に見送られ 神主さんは都へ向かいました。
神主
「私どもは 近江の国 多賀から参りました。 願いを込めて作った品を 持ってまいりました。」
家来
「この大きいものは なんですか・?」
神主
「村一番 大きな木で作った杓子です。多賀は 杓子作りが盛んで 村人たちと 願いを込めて 作りました。」
家来
「では そこに盛ってあるものは何ですか?」
神主
「多賀の 豊かな土と きれいな水で作ったお米です。 そのお米を 多賀大社でお参りし 炊いて参りました。」
家来
「ほうほう 天皇さまには 日本中から沢山のお見舞いの品が 寄せられていますが まだ何も手を付けられていません。 伝えてきますので ここでお待ちください。」
(間)
家来
「すごいことです!どんな品にも 興味を持たれなかった天皇さまが 一度見てみたいと おっしゃっています。」
家来達は杓子を抱え 天皇さまの所に運びました。
  お多賀杓子  
     
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はなしのはじめ  
 
 
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