帰り道、四手川のほとりまできた殿様は道端に美しい娘がしゃがみこんでいるのを見つけ、声をかけました。
殿
「どうされたのじゃ」
娘
「足が痛くて歩けません」
殿
「それはお困りであろう。私の城に来て休まれるがよい。」
娘
「ありがとうございます。」
殿
「これぞ、神様の言ってたことじゃ」
と思い、娘をお城に連れて帰ることにしました。
娘は殿様のあとをついていきました。