多賀町の民話 紙芝居集
むかし、多賀から少し離れたところに北国屋市兵衛という人がいました。
市兵衛さんはお寺のお坊さんで、とても心の優しい人でした。
親のいない貧しい子ども達を見ると
市兵衛
「あーあ、あの子らに腹いっぱい食べさせてやりたいなぁ」
と思っていました。
ある時、市兵衛さんは、お金を稼ぐためにお坊さんをやめて八日市というところでお店をはじめました。
市兵衛
「子供達はどうしたら幸せになれるのかなぁ」
「そうだ、多賀大社の神様は願い事を叶えて下さると聞いているし、多賀へ行こう!」
こうして多賀へ移り住みました。
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