山の助
「山の上でおじいさんがおなかをすかしているんや。なんか食べるもんあるかぁ?」
嫁
「ほら大変や。でも、うちには粟めししかないけどなぁ。」
山の助
「ほうやったなぁ。ほやけどあるだけ持っていこうか。」
嫁
「そうしましょか。」
嫁様は、粟めしを椎の葉に乗せました。
山の助は大急ぎでおじいさんの所へ戻りました。